春夏秋冬


俺達はソファに座り、店長と顔を合わせた。


「昨日の事を気にするなとは言えない。でも、今までお疲れ様。ありがとうな。」


最後まで優しい人だ。


迷惑ばかりかけていたのに。


「いえ、礼を言わなければいけないのは俺の方です。有難う御座いました。それから、今まで迷惑かけて本当に申し訳ありませんでした。」


深々と頭を下げた。


机に額が付くくらいに。