春夏秋冬


ここは・・・俺が追いかけて良いのだろうか?


だけどやっぱり、好きな子が泣いているのに


ほっとく訳にはいかない。


走る。すぐに追いつける距離。


「冬───ッ!!」


呼び止めようとしたら一歩遅く、


冬李はつまづいた。