俺がカフェに着く前に、 冬李は走って出て行ってしまった。 泣きながら走っているから 足取りはおぼつかず、今にも転びそうだ。 彼氏サンの方はというと・・・ 冬李を追いかける気は無い様で、 席に座って難しい顔をしている。