春夏秋冬


「いらっしゃいま・・・」


出迎えてくれたのは、俺達を一から


指導してくれた近藤―コンドウ―さん。


「今までありがとうございました。昨日はご迷惑をお掛けしてすみませんでした。」


俺を見て呆れた表情をしているように見えた。


そんな近藤さんを見たら、今頃になって


自分がしてしまった行為が悔やまれた。


「春風君・・・」