この日を境に放課後は、冬李と読書


というのが当たり前になっていった。


だけどやっぱり、今日は行けないと


告げられる日は少なくは無かった。


彼氏はいつもいなくても彼氏、という事か。


冬李に会う度に次第に広がって行く


疑念と罪悪感。