テーブルに乗っている本が まだ半分以上残っているからか。 「また・・・来ようか。」 「はいっ!・・・あの、図々しいのは承知の上でなんですが・・・。来週も、お暇ですか?」 少し言いにくそうに上目遣いで言う冬李。 ・・・それ、反則。 「ああ、暇だから冬李がよければいつでも」