春夏秋冬


二人とも本が好きすぎて、


気付いたらもうあれから三時間も


読み続けていた。


でも俺は・・・読書に集中している


フリをして、ほとんど冬李を


見つめてしまっていた。


時々、冬李がチラッとこっちを見る。