そして、俺たちが真っ先に 見つけ、向かったのは───・・・ やっぱりミステリー小説のコーナーだった。 冬李が軽く小走りになっている中、 俺の目に映った一冊の本。 と言うか、その帯の見出し。 “あなたの幸せは・・・どこにありますか?”