その意味深な言葉に疑問を抱きながらも、 今は触れてはいけないような気がした。 かと言って次に繋ぐ言葉も 見つからなくて、黙り込んでしまう。 「あ・・・あの、この前のお詫びと言っては足りませんが、お弁当を作ってきたんです♪」 俺に笑顔を向けた彼女の小さな両手には、 可愛らしいお弁当が2つ乗っていた。