春夏秋冬


その意味深な言葉に疑問を抱きながらも、


今は触れてはいけないような気がした。


かと言って次に繋ぐ言葉も


見つからなくて、黙り込んでしまう。


「あ・・・あの、この前のお詫びと言っては足りませんが、お弁当を作ってきたんです♪」


俺に笑顔を向けた彼女の小さな両手には、


可愛らしいお弁当が2つ乗っていた。