俺は小さく頷いた。 「冬李には興味も関係も無い事かもしれない。でも、それでも、誤解されたままは嫌だから。」 また、深呼吸した。 それでもまだ、心臓の高鳴りは治まらない。 「藍は、ただの友達。」 「え・・・?」 彼女はハッと顔を上げて、