春夏秋冬


俺は小さく頷いた。


「冬李には興味も関係も無い事かもしれない。でも、それでも、誤解されたままは嫌だから。」


また、深呼吸した。


それでもまだ、心臓の高鳴りは治まらない。


「藍は、ただの友達。」


「え・・・?」


彼女はハッと顔を上げて、