少女は考えた


誰かに必要にされてるわけでもなく
人の役に立つわけでもない

友達にも必要とされてない

特別、頭がいいわけでもない

特別、運動神経がいいわけでもない

特別、かわいいわけでもない。
むしろ不細工

性格も悪い

飛び抜けて優れた才能があるわけでもない


自分は本当に役に立たない人間
そのくせ、人には迷惑をかけている
人を傷つける


どうして自分という人間が、この世に生まれてきたのか


本当に…



-end-