自分の好きな野球をやって―――。 湊人が楽しんでいなかったら、あたしの夢は叶わない。 ひたすら湊人を想って、あたしは湊人の元に向かって走り出す。 ねぇ、湊人―――。 もし…… もしもだよ? もし、湊人ともう一度出会えたなら、あたしね、一つだけ言いたいことがあるの。 “好きです―――”