「夢ちゃん、ごめんね」 泣き崩れたあたしを、 夢ちゃんはそっと抱きしめてくれた 「お互い様だ、」 「里花、 空、見てみな?」 顔をあげると、そこには視界いっぱいに広がる 青空 「里花、」 名前を呼ばれて顔をさげた瞬間 涙のしょっぱいキスの味がした。