「姫里様、お迎えにあがりました」 右を向くと最初に私を引き取った黒いスーツを着た男と私達ぐらいの年の男の子が。 ……え? 今、 気配が無かった……。 「迎えなんて要らないわ。 私の能力を知っていて良くのこのこと迎えに来れるわね。 利月。 」 姫里ちゃんは顔が怖い……。 男の子の方はニコッと笑って、 「僕、美人さん大好きなんだ!」 と笑った。 なんかこの二人の間に雪崩が起こってるよ!