目が覚めた時にはいつもの場所にいた。


……姫サロンの本拠地とも言えるゴールド寮だ。


俺は何をしていたんだっけ?


あっ!!
あの美人に話しかけてここに連れて行こうとした!


そこから記憶がない…。


「朝日、目が覚めた?
お前女子トイレの前で倒れたんだよ。
それでな………ってえっ!!
どうした!?
いきなり揺らすなよ!!」

「俺姫見つけた」

「え?」

「でも取り逃がした!!」