そんな訳で速く学園についたあたしたちは、三時間目から授業に参加することができた。 クラスに入るとざわめきが走る。 ただでさえ目立つあたしたち。 今まで授業に遅れることはなかったから、余計目立つ。 「お前ら!! 私の授業をサボるなんていい度胸してるな!」 あ〜あ。 嫌な教師の時間に来ちゃった。 「…姫里……。」