姫サロンへようこそ




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小鳥のさえずりが聞こえる。



温かな光に驚き、俺は目を覚ました。



ゆっくりと起き上がり見えたのはホテルの一室のような空間だった。



大きな窓から見えるのは、見慣れた森。



そうか、ここは組織のゲストルームだ。



味方の陣地だと思うと途端に安心感が広がる。



「起きましたか。

利月さん」



声をかけたのはあの時の黒いスーツの集団の男の一人だった。