姫サロンへようこそ




「君にはまだ早過ぎる。
あの組織はね、代々F家が守り続けているんだ。
今はまだFの血が濃い。
狙うなら”ピンクローズ”が去った後が妥当だよ」



僕はこうして国の機密情報を仕入れている。



それにしても……

「”ピンクローズ”……


とても興味深いです」

「あってみたい?」


聞くところによると人の心を操る能力を持つと言う。




「会いたくない……ですかね」