「もうちょっとだけ人のことも考えてあげられると良いけど」 ハア。とため息をこぼす姫里ちゃん。 なんだかお母さんみたいだな。 それにしても…。 「モデルになりたいって夢、もう叶った様なものじゃない?」 「「え?」」 「この学校の姫は卒業すると芸能プロダクションからオファーがくるから」 「嘘……。 やった………」