姫サロンへようこそ




血をついでしまってるんだ。



しかも濃厚な奴。



俺もその条件に当てはまってるはずなんだけど・・・。




・・・。


俺、能力関係の幹部とかにならなきゃなんねーのかな。


俺も一応、あいつの子供。


こんな動かしやすい駒は他にいない。



俺にだって夢がある。メイクを極めたい。



人をもっと綺麗にしたい!



許されない夢なのかも知れないけど。



「へ~、そうなんだ!

あたしはモデルになることが夢なんだ」


へ?



何で今・・・?


「あと、思ってることは口に出さないほうがイイよ」


「真麻・・・。聞き流してあげるのが礼儀なのに。

鬼なの?」


「鬼なの」


あれ?

今・・・。


すっげーーー恥ずかしい!?