姫サロンへようこそ




帰る途中でゴールド寮の一室の電気がついているのに気づいた。



カーテン開いてるし・・。



て、言うか・・・。



姫里ちゃんだよね・・・。


こっち見てる。



「寝てないの?」


小さい声で言ってみる。


聞こえる訳無いよな。



『私、あまり寝ることができない人だから』



頭に響く言葉。



こういう会話か。



読唇術でも使ってるのかな?



「それで体、大丈夫なの?」



心配になってきた・・・。



『どうなのかしら?

わからない』