「夜になったら見ることが出来ますよ? 土田先輩。 天使様が」 この男、土田と言うのか。 空気読めなそうな男だな。 「姫里、こいつ以外の男の名前がわからない」 「こいつって言わないでよ! 土田 武士だよ! 名前忘れてられやすいけど!」 「じゃ、武士」 「呼び捨て!?」 「いいじゃないか。 『こいつ』は嫌なんだろう?」 「ぶっ!!」 その声は・・・。 「姫里・・・。 怒るぞ」 「ご・・・、ゴメン。つい!」 ついって何だよ。