姫サロンへようこそ


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今、王子が何とかという話をしているが正直僕はそんなに頭がよくないので話の内容がいまいちつかめない。



でも、なんだか楽しい匂いがする。


「その話、引き受けよう」


「え!?

本当?

よかった~。
銀音ってあんまりこういう話好きじゃないかと思ったけど・・・。



これで一緒にゴールド寮で暮らせるね!」



ゴールド寮?


「何だそれは?」


「この学校で一番、ランクの高い寮ってことになるかな?」


ほう・・。


だからか。


「寮のある学校だと聞いていたが、狭かったり住みにくいのではないかと思って心配していたのだが・・・。


ここは住み心地がよさそうだな」


広くていい屋敷だ。