「フェロモンは精神に深くかかわっているとあたしたちは考えているの。
姫里は初めからもっているフェロモンも多いし倍増もできるから・・・。
やろうと思えば・・・・。
世界征服ぐらい簡単にできると思う・・・」
そういった瞬間、陽太郎の目が輝いた。
好きそうだよね。
世界征服とか。
「分けてもらいたい、能力だよね!」
「いや、分けられないから。
そういえば、朝日君の話はどうしたの?」
・・・・。
「忘れてた・・・・・」
やっぱり・・・。
自分の欲望に忠実なのは変わってないね。
「う~んと、朝日は何らかの力を持っているのは確かなんだけど。
本人は力なんて今はもっていないはずって言い張ってるんだ」
『今』は?
もしかしたら・・・。
「昔は力を持っていたのかしら?」

