姫サロンへようこそ




見つけた!!

凄く遠くの方にいるのを発見。

あれ?
おかしいな・・・・。




なんであんなに遠くにいるのに声が聞こえたんだろう・・・。



『細かい事を考えている間にも麗は遠くに行ってしまいますよ。

ねえ。追いかけて差し上げましょうか?



確かに口を動かしていなかった。



これも能力者の力の一つなのか?



疑問に思ったけど今はそんな隙はない。



「頼む」



そう一言つぶやくと姫里ちゃんはにこやかに微笑んだ。



姫里ちゃんの足は予想以上に速かった。



しかも誰にもぶつからずに。



まるで光が走る様な動きに感動していると、直ぐに麗の所についてしまった。