彼蜜sweet【完】





「あ、やっぱバレてた?」





「たりめぇだろ。…それも演技で想定内だったか?」






ニヤリと不穏な笑みを浮かべる。




それにショウはすんなり折れ…るかと思いきや、チビがいきなりスッかかってきた。





「ちょっと、それ何?!あたし、聞いてないッ」





「え――っとですね…美加?誤解は…しないで」




だんだんショウの声が薄れていく。





「…いいよ?別に♪後でたっぷり仕返しするから☆」





「げ…」





そう言って二人は泡のように消えていった。





嵐のごとく去り、残ったのは 俺と綾乃と(俺の)両親だけだった。