「東ッ!」 「綾乃…――――」 名前を呼び合った時、周りの人は全く見えなくなっていた。 アイツしか眼中になくて。 しばらく静止したままの俺等。 何かしらねぇけど…叫びたくなるような変なものがこみ上げて来た。 ザワザワ・・・---- 腕時計だけがしっかりした時間を示す。 俺の周りの時間は止まっているようにもみえた。