少し前の俺ならありえないことだった。 女なんて、遊ぶだけの道具。喧嘩は朝飯前。 そんな俺を簡単に変えてしまったのは『綾乃』。 環境も何もかも変わった。 人を殴って喜ぶより、1人の子を喜ばせた方が嬉しいんだって今頃気付いた。