黙り込む綾乃をまじまじと見つめて気がついた。 …膝とか肘、露出してるところ全てに痛々しいバンソウコウ。 足首には包帯がまかれてある。 怪我…。 「…ごめんッ…盗み聞きする気なんてッ…」 「不可抵抗だったんだろ?…別にいーよ」 「う、うん……」 「……綾乃、それ…」 俺と綾乃の距離、約1m。 微妙な距離が心をくすぐる。