……バイトして貯めてた金はたいて、買った綾乃へのプレゼント。 これを渡す余裕もなくなるのか。 ……寝よう 寝て誤魔化そう。 それから考えればいいんだ。 面倒な思考回路を使わずに済む。 ……… ………… 「てめぇ起きろよ~」 「あ゛~…?」 モサイ男の声でおきる始末。 あれからどれぐらい経ったのか… 「今何時…?」 寝ぼけザマに口を開く。かなり腰にきてるな…。