彼蜜sweet【完】



「情けない奴。俺さ?ずっと前から思ってたんだけど」



ショウ君…やめて!



そういいたい私の口だけががむしゃらに動いている。



金縛りにあったみたいに動かない体。







「女とっかえひっかえする度に、その女共が泣いてるの知ってた?」




「…人の事なんて…―――」





やば…この空気。



寒気と殺気を感じると同時にショウ君は



…東の胸倉へ飛び掛ってた。








「そんなだからお前は平気でこの子も泣かせるんだろ?!!!!今まで泣かせてきて気付かないあげく

まだやるのかよ!!!俺はずっとお前のそーゆーとこが嫌いだったんだよ!!」






激しくなるショウ君の言葉。一つ一つに温かみがあるようで棘があるようで。



でも、俺様主義な東には届いていないみたいだった。








「俺は好きな時に好きなことをやる。お前にもその他のバカどもに立ち入られたくないんだよ」






ドク…ン