「おはよう。」

「おはよう。希夢!」

俺、堺大輔には付き合って間もない、橋本希夢という彼女がいる。

高校の時から好きで、同じ大学志望って事から話をするようになって......

つい最近、俺から告白した。

ちっちゃくて可愛いくて......守ってあげたくなるんだ。



「許セナイ......」

一瞬聞こえた女の声。

俺は足を止めた。

「どうしたの?大輔君。」

先に歩いていた希夢も足を止める。



ガシャン!

上から植木鉢が落ちてきた。

......あのまま希夢が歩いていたら、間違なく当たっていただろう。



「ビックリした......でも、当たらなくて良かったね!」

希夢は笑っていたが、俺は何か嫌な気がした。

植木鉢が落ちてきた時、上を見たら、一瞬だけ人影が見えたような気がした。



それに、あの声は......