「私は空です」
私も名前を送った。


それからいろいろ話して、真夜は私の一つ上で遠くに住んでいることがわかった。


そして、私と違う世界の人だと思った。


知らない男たちと数えきれないほど寝て、汚れてしまった私とは違った。


真夜は純粋で正反対だった。
触れちゃいけない気がした。


私が関わったら汚してしまいそうで、怖かった。


それに、私の苦手なタイプだった。


男なんてわかりやすい生き物で、扱いやすかった。
けど真夜は今までの人と違った。


私の思った通りにならなかった。
戸惑った。