特にこれといった、決まった会話は無かった…。


最初はお互い質問ばかりで、探りあっているような会話が続いた。


なんて事ない会話だけど、淳は気の許せる相手だとすぐ感じた…。


質問の答えを聞いても嘘じゃないってすぐわかった。

なぜかわからないけど、淳の事を「お客さん」って思わなければいけないって考えると、また少し罪悪感も出て来た…。


なぜか?


わからない…でも何かが、他の人達とは違った。