さくらは自分でブログを書いていた。


何気に淳はさくらに、「ブログとか文章書くの好きみたいだし、話まとめるのも上手いなって関心したよ。読んでてもいい感じだし、作家にでもなれば〜」って、メールを送ってみた。


さくらのブログは日常の話が多く、楽しく書いてる様子。


病気なんて少しも感じられない、読み易い文章だった。


淳は簡単に言ってしまったけど、才能って言うのか、さくら自身が自分を出せるんじゃないかって感じたから…。


「作家?どうやって稼ぐの?ど素人には無理!友達で風俗でバイトしてる子も居るよ。さくらはそこまでは考えて無いけど、短時間で稼ぐとなると、女の最終兵器ってやっぱり体なんかな〜。風俗は最近主婦のバイトも多いって聞くし〜」


「そうなんだ〜」って、返事を送ったけど、何を言い出してるんだ!?って思った。


「お金目的の人もいっぱい居るし、旦那との冷めた関係に耐えられへん主婦もいっぱい居ると思うよ。男は性欲あっても、体がだんだん付いて来れへんしな〜。女は極端に言うたら死ぬまで現役やで!奥さんほっといたら怖いでぇ〜」


「でもな、さくら〜。それだけは止めてくれ!俺は風俗に行った事無いし、よくわからないけど、その考えは何とか改めてくれ。頼むから!」って送った。