チャットで出会い、桜の咲き始める頃に「さくら」という名前を聞いて、メールも電話もするようになり、半年以上が過ぎた…。
凄く時間の流れが速かった。お互いの過去の恋愛にも軽く触れたりしていた。
お互いの恋愛観は違ったけど、なるほどって思う事も多く、さくらとの話はほんとに尽きなかった。
しかし最初に思ったように、さくらにはやはり恋愛に少し傷がある事は感じ取れた……。
でもその時は触れないようにしていた。
夏のある日、淳は大阪に出張を予定していた。
いつものように、東京7時頃発の新幹線に乗り大阪に向かう車内で、「おはよう。落ち込んでるようなメールがあったけど…大丈夫?今新幹線で大阪に向かってる。今日の京都は暑いらしいから、気を付けてね」
「大丈夫。大阪も暑いみたいよ、気を付けてね。もう少し寝ます…」
起こしてしまったみたい…。
無理をしなくてもいいのに、いつもさくらは返信をしてきた。
仕事を終えた淳は日帰りの予定であったが、実家のある宝塚にも用事があり、土日を過ごすことにした。
実際はたいした用事でもなかった…。
新幹線で思ったもう一つの計画があった……。
凄く時間の流れが速かった。お互いの過去の恋愛にも軽く触れたりしていた。
お互いの恋愛観は違ったけど、なるほどって思う事も多く、さくらとの話はほんとに尽きなかった。
しかし最初に思ったように、さくらにはやはり恋愛に少し傷がある事は感じ取れた……。
でもその時は触れないようにしていた。
夏のある日、淳は大阪に出張を予定していた。
いつものように、東京7時頃発の新幹線に乗り大阪に向かう車内で、「おはよう。落ち込んでるようなメールがあったけど…大丈夫?今新幹線で大阪に向かってる。今日の京都は暑いらしいから、気を付けてね」
「大丈夫。大阪も暑いみたいよ、気を付けてね。もう少し寝ます…」
起こしてしまったみたい…。
無理をしなくてもいいのに、いつもさくらは返信をしてきた。
仕事を終えた淳は日帰りの予定であったが、実家のある宝塚にも用事があり、土日を過ごすことにした。
実際はたいした用事でもなかった…。
新幹線で思ったもう一つの計画があった……。


