茜色に染まりゆく街並み







あの日も今日の空のように







傾きかけの夕陽が綺麗な日だった







「ずっと好きだったんだ。オレと付き合ってくれないか?」







突然の出来事に戸惑う私と







少しばかりはにかみ







照れくさそうなあなた







あなたの頬を赤く染めたのは







誰の仕業?







夕陽?







それとも・・・私かな?







ずっと憧れだったあなたから







告白されるなんて







まるで夢のようで・・・







その場で飛び跳ねたい程嬉しい気持ちを抑え







しおらしく







「はい。」なんか言っちゃった







そこから始まった私たち







クールだとばかり思ってたあなたは







意外とドジで時々恥ずかしがり







でも







そんなあなたのこと







もっともっと好きになってた