それから1週間、 毎日大学から帰ってくると 留守番電話が登録されている。 内容は決まって無言電話から 始まり、最後に女の声…。 毎日、毎日10件近く留守電が 掛かってくる。 不気味で鳥肌がたつ。 でも優一はまだこの出来事を 重くは受け止めてはいなかった。