「はは!!そっか。いいことも悪いことも、言葉にしないと分かんねぇな」


「だねっ」


似た者同士の二人で笑い合った。

心が通じるってことは、心が温かくなるってことかもしれないね。


「俺も何でも隠さず言うから、美祢も教えてな?」


「うん。いっぱい話そ」


……この約束を、いつも紘斗は守ってくれてたよね。

あたしは守れてたのかな?




「俺、美祢が超好き!!死ぬ程好き!!」


「わっ、え!?」


いきなりストレートに言われるから、あたしは反応に困る。


「だから、さっきの続きがしたい!!」


紘斗…正直過ぎるって。


「親ももう寝たはずだしっ」


そ、そういう問題…?

……本気?