一人でどこにもよらず、ぽつぽつと家路を急いだ。 もしかしたら、彼氏に浮気してる?って問い詰められたのかもしれない。 花音が傷付けられたのかもしれない。 そう思うと、守屋を殴ってやりたい気持ちになったが、 できないのが「構ってくれる先輩」の悪いところ。 「花音…。」 そっといとしい人の名前を呼んだ。