「じゃ、また明日ね」 という声が聞こえて、あたしはまた顔を上げた。 二人はそれぞれ別の方向へ帰って行った。 チャンス!とあたしは足を速め、 「ね、一緒に帰ろ?」 と声をかけた。 彼は笑って「おぅっ!」と返してくれた。