「ねーっ、一緒に帰ろうよぉ」 そう甘ったるい声を出して彼に寄り添うのはあたしじゃない。 「ははっ、やーだ!…なんてな?」 そう優しい声を出して嬉しそうなのは、 ほかでもないあたしの好きな人。 ギュっ…。 唇をかみしめた。