だいすきだよ 短編集☆







「ねーっ、一緒に帰ろうよぉ」



そう甘ったるい声を出して彼に寄り添うのはあたしじゃない。






「ははっ、やーだ!…なんてな?」




そう優しい声を出して嬉しそうなのは、


ほかでもないあたしの好きな人。






ギュっ…。


唇をかみしめた。