あたしは先輩に手を引かれるまま、 少し入り組んだ道へ入った。 どこに連れてかれるんだろ…? 「…ついた。花音、ここおいで?」 うつむいていた顔を先輩の声で上げると、 「うわぁ…っ…」 そこに広がっていたのはきれいな星空。 「こんなところ…あったんですね…」 先輩はフッと笑って、 「俺ここ大好き。いやなことあると小さいときからここに来てた。」 「…へぇ…。」