「…楽しくないだろ?俺といても」
「え、や…そんなことは…!」
「いいよ、無理しないで。初対面からのお付き合いなんて無理なんだよ。
特に、お前みたいな〝お子ちゃま〟にはな?」
『お子ちゃま』を強調していう大学生の彼―――沢田 京に
あたしはとことんイラッとした。
「あ…あたしっ、お、お子ちゃまなんかじゃないですっ!」
必死で言い返すあたしに、さらに一言。
「ほら、そういうすぐムキになるところとか、さらにお子ちゃま」
言葉に詰まって何も言い返せないあたしに
ひらりと手を振ると、「俺の事は忘れな?」と、
京はどこかへ去って行った。


