「早く学校に行きなさい。あなたがいると敦が勉強に集中できないから」
「ごめんなさ…いっ…」
「もうっ!!泣かないの!なんであんたはこんなにバカなの!?」
私は、朝ごはんも食べずに走って家を出た。
つらくて、苦しくて、
〝あなたはいらない子なのよ〟
〝敦はね―――。〟
〝あなたのせいで―――。〟
そんな言葉を幼いころから言われ続けてきた私の人生。
それは何のためにあるのかわからない。
リストカット?してないよ。
生きる勇気もないけれど、死ぬ勇気はもっとないんだもん。
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