「……どした?」 あなたがいきなり黙り込んだあたしの顔を不思議そうにのぞきこむ。 「何も?」 「あ、そーだ。これこれ!お前に渡そうと思ってさ」 何だろ? 「手、出してみ?」 あたしの手のひらにコロンと小さく乗ったのは 濃いめのピンクの包み紙に入った飴。 「これは…?」