〝振られた〟って自分で言ったくせに、 すごく切なくなる。 悔しくなる。 「チョコ…どしよ…」 「…ぁー!もう!泣くな!俺がチョコ食べてやるから!」 「へ…?」 思いもよらなかった言葉に言葉を失う。 「へ?じゃねーよ!一日早いけど、食べてやる!お前はそこのケーキでもくってろ!」 ぶっきらぼうに言う遥斗はキラキラして見えた。 「…じゃ、い…ただきます…」 パクっとガトーショコラを口に入れた。 「……遥斗」 「ん?」