「千秋ッッ!!!!どこ行くんだよ!!」 後ろであなたの声が聞こえる。 しばらくすると、和哉の足音が聞こえて、 ぎゅっ…と後ろから抱きしめられた。 「好きな人は…。ホントに好きな人は、大切にしたい」 そうあたしの耳元で囁くように言った。