そう声をかけてきてくれるのは 尚だ。 「尚…ありがと…でも重いよ?大丈夫?」 「大丈夫ですっ!一応男なんで!」 「ははっ、一応、なんだ?」 そんな他愛のない会話をしながらも 尚はしっかりあたしの手からスピーカーを奪い取っている。 中学1年生とはいえ、 男の子。 あたしよりは力があるみたい。