だいすきだよ 短編集☆




そう声をかけてきてくれるのは


尚だ。




「尚…ありがと…でも重いよ?大丈夫?」


「大丈夫ですっ!一応男なんで!」


「ははっ、一応、なんだ?」


そんな他愛のない会話をしながらも


尚はしっかりあたしの手からスピーカーを奪い取っている。





中学1年生とはいえ、


男の子。



あたしよりは力があるみたい。