心のカケラ


私は素早く尋の背後に移動し、銃を尋のこめかみにあてる



「誰が見た目か弱そうだって?ナメないでもらいません?今度言ったら貴方の頭ブチ抜きますよ」


碧は女の子とは思えない低くドスの効いた声で尋の耳で囁く



いや、最早脅している



碧が怒ってる時は敬語を使う


……まさに今である



「ストップ!話せば分かるっ落ち着け、な?だから銃しまってくれ!!!!」


必死に訴える尋



悠はというと…


『尋の背後にいくまで速すぎるな…銃抜くのも流石だな。僕、負けたかも…』なんてことを思っていた